Book Review

【書評】「10年後の仕事図鑑」時代に合わせてどう生きていくか、ということを考えさせられる一冊

25万部(2019年12月の時点)のベストセラーとなっている、落合陽一さんと堀江貴文さんのビジネス書です。

インターネットの普及により、ものすごいスピードで世界は変わっているなかで、時代に合わせてどう生きていくか・・ということを考えさせられる、
そして色んなヒントが詰まっている一冊です。

この本は、落合さんと堀江さんが交互に考えを述べていくスタイルで、各項目のボリュームはそこまで多くなく、わかりやすく書いてあるのでサクサク読めました。

そして、忖度なして、思ったことをはっきり書いているので、読んでいて爽快です!

\こんな人におすすめ/

  • 今の働き方に違和感がある人
  • 今後AIに仕事を奪われるかもと心配な人
  • どんな世の中になるのか、未来を想像したい人
  • 将来が不安な人

AIに価値を奪われるのではなく「AIで価値を生み出す」側になる

本書では無くなる仕事・変わる仕事としてかなり多くの職業があげられています。

  • 管理職
  • エンジニア
  • 弁護士
  • 教員
  • 研究者
  • クリエーター    などなど

たとえば、コンビニのレジ打ちなどはよく例であげられますが、 
そんな職業まで・・・と思うものもたくさんあり、少し焦ります。。

AIができる仕事はどんどん自動化されていく・・・
そのことを頭に入れた上で、AIではできない、自分にしかできないことを考えていく必要がある。

僕は大学教員(教育者と研究者)と経営者とメディアアーティストという、ニッチな4つの職業を掛け持ちしている。
この4つの職業を成立させるのには、それなりの労力がかかる。
教育と工学研究とベンチャー経営とメディア技術を用いた芸術という異なる軸を平行して行える機械なんて、開発すること自体がそもそもコストだ。
つまり職業・職能を考える上で、最終的に「ある市場や経済圏の中で、その人しかできない状況をつくる」ことが需要だ。

                        10年後の仕事図鑑(落合陽一)

そして、AIに価値を「奪われる」のではなく、AIをうまく使いこなして、価値を生み出す側になることを意識することが大切。

機械が代わりに労働するようになると、自由に使える時間が多く生まれる。
その時間をどのように活用できるかが、これからの時代を生き抜く鍵になる。

                        10年後の仕事図鑑(落合陽一)

本気で遊ぶように働く人だけが生き残っていける

皆さんは、僕に対して「数多くの職業を持っている人」というイメージを持っているかもしれない。
たしかに、数多くの事業を手がけていることは事実だろう。しかし、そのすべてを心の底から楽しんでいる。
お金を稼ぐための手段としての、いわゆる”仕事”だと感じたことは1度たりともない。はっきりいって全部趣味だ。
好きなことだから、こんなにもたくさんの事業を同時平行で進められるのだ。

                        10年後の仕事図鑑(堀江貴文)


こんな風に仕事を楽しんでいる人って中々いないのかなぁと感じます。
本気で楽しんでいる人、没頭している人はやっぱり魅力的だし、だから成功するのかなぁとも思います。

仕事と遊び(プライベート)ってすごく分断されて考えられていたけれど、今後はその境目がどんどんなくなっていくと予想されます。



無理をして休みの日も仕事をするのではなく、遊んでいたらそれが仕事になったら楽しい人生になりそうです。

100万分の1のレアな人材になる

元リクルート社フェローの藤原和博さんの「100万分の1のレアな人材になろう」という言葉が引用されています。

100万分の1になることはかなり難しいけれど、
好きなことで100人に一人の存在を目指し、全く違う分野で100人に一人の存在をもう2つ目指す。

→100分の1×100分の1×100分の1で 100万分の1になれる!

好きなことを掛け合わせることで、レアな存在になれる。
AIではまねできない、レアな存在になることが大切。

自分のオリジナリティや個性を磨いていくことが未来の仕事をつくる上で重要なことになるだろう。

                        10年後の仕事図鑑(落合陽一)

まとめ

さいごは、「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」ということばで締めくくられています。

それ以外にも色んな名言やいい言葉がたくさんありました。

なんだかすごく勇気をもらったし、2人の熱い想いが詰まった一冊だなぁと感じました。