こんにちは。
今回は、営業利益率50%を誇り、平均年収全国2位(2,111万円)のキーエンスを分析してみたいと思います。
キーエンスの特徴
- ファクトリーオートメーション(工場の生産工程を自動化するシステム)の総合メーカー
- センサ、測定器、画像処理機器などを生産。
- 新商品の約7割が世界初、業界初。
- 自社工場をを持たずに、生産は協力会社に委託。企画や開発、生産管理に注力。
- 代理店を介さない直販体制が強み。
- 46ヵ国220拠点で事業を展開。
- 約25万社と取り引き実績有。

mei
工場を持たなければ、設備投資がかからないですね。
そして、自動化が進む中、今後も需要がありそうな事業です。
キーエンスの株価
- 株価 44,620円
- PER(予) ー
- PBR(実績) 6.16倍
- 配当利回り(予) 0.45%
2020年6月19日時点
2019年10月に一度株式分割をしています。
現在だと普通に購入する場合は、450万円くらい必要です。
収益性
- ROA 11.26%
- ROE 11.84%
- 営業利益率 50.31%
mei
営業利益率50%超え・・・!!ものすごい数字です。
ちなみに製造業の平均は4%!!
安全性
自己資本比率:95.8%
mei
ほぼ借入金がないということですね・・!
90%を超えている会社は中々ないのでスゴイです。安全性は全く問題ないですね。
2019年度決算まとめ(減収減益)
- 売上高:5,518億円(-6.0%)
- 当期純利益:1,981億円(-12.4 %)
- 配当:150円(50円増配)
概況
・AI搭載画像判別センサー・3Dスキャナ型三次元測定器の新商品を開発。
・国内では、海外の経済の減速によって生産・輸出が減少し-5.4%。
・海外では、米中通商問題、コロナの影響により-6.5%。
今後の見通し
・2020年度の見通しは非開示。
・ただし配当は200円の予想(50円増配)
チャート
- 1年チャート

コロナショックからV字回復しているのがわかります。
- 10年チャート

右肩上がりで伸びています。
配当
2020年3月期の配当性向は18.4%。
2021年3月期の予想配当利回りは0.45%です。
mei
利回りは高くないので、配当はあまり期待できないですね。
株主優待
なし
まとめ
- 業績 2019年度は減収減益
- 安全性 安全
- 割高感 やや割高
- 収益性 かなり高い
- 配当利回り 低め
2019年度はコロナや米中貿易摩擦の影響で減収減益でしたが、
株価は順調に上がっており、実力もとても高いと思います!
株価は450万円程度と結構高いので、ネオモバで少しずつ購入していこうと思います。