こんにちは。
「au」や「UQ mobile」を展開するKDDI。
今回は高配当銘柄で人気の「KDDI」を分析してみたいと思います。
Contents
KDDIの特徴

- モバイルの契約数はdocomoに次ぐ2位
- 2019年12月からローソンと提携し「Ponta」ポイントとのポイント統合を開始
- 連結子会社UQコミュニケーションズのモバイル事業「UQ mobile」を統合
- 通信事業に加え、エネルギーサービス「auでんき」や決済サービス「au PAY」、物販サービス「au PAY マーケット」などを展開
KDDIの株価
- 株価 3,227円
- PER(予) 11.6倍
- PBR(実績) 1.69倍
- 配当利回り(予) 3.72%
2020年5月19日時点
割高というかんじではなさそうです。
収益性
- ROA 7.57%
- ROE 14.93%
- 営業利益率 19.58%
全て高い数値。収益性は高いと言えます。
安全性
自己資本比率:45.8%
40%超えているので、問題はなさそうです。
2019年度決算まとめ(増収増益)
- 売上高 :5兆2,372億円(103.1%)
- 営業利益 :1兆103億円(101.1%)
- 当期純利益:6,398億円(103.6%)
- 配当 :115円(10円増配)
概況
端末販売収入は減少
エネルギー事業やauじぶん銀行の連結子会社化による金融事業等、ライフデザイン領域の拡大による収入の増加等に増収増益
8期連続で過去最高益を達成。
コロナの影響で前年を下回る企業が多い中で、過去最高益はすごいですね。
今後の見通し(2021年3月期)
- 売上高 :5兆2,500億円(100.2%)
- 営業利益 :1兆300億円(100.5%)
- 当期純利益 :6,400億円(100.0%)
- 配当 :120円(5円増配予想)
2020年度も前年を若干上回る予想。
(参考)docomo2019年度決算(減収減益)
- 売上高 :4兆6,513億円(96.1%)
- 営業利益 :8,547億円(84.3%)
- 当期純利益:5,915億円(89.1%)
- 配当 :120円(10円増配)
2021年3月期の業績見通しは非開示。ただし配当は、前年同様の120円の予想。
(参考)softbank2019年度決算(増収増益)
- 売上高 :4兆8,612億円(129.8%)
- 営業利益 :9,117億円(126.7%)
- 当期純利益:4,731億円(109.8%)
- 配当 :85円(47.5円増配)
ZOZO連結の影響や、コンシューマ向けのモバイルやブロードバンドなどが好調。
2021年度3月期も前年を上回る予想。
投資会社のsoftbankグループの方は、大幅な赤字でしたが、softbankは好調のようです。
今後の見通し(2021年3月期)
- 売上高 :4兆9,000億円(100.8%)
- 営業利益 :9,200億円(100.9%)
- 当期純利益:4,850億円(102.5%)
- 配当 :86円(1円増配予想)
チャート
- 1年チャート

コロナショックの後にV字回復しているのがわかります。
- 10年チャート

配当

参照:https://kabuyoho.jp/reportDps?bcode=9433
2020年3月期の配当性向は41.7%です。
2021年3月期は5円の増配、配当利回りは3.7%の予想。
毎年増配しています。配当利回りは3.7%は高い利回りですね。
株主優待
KDDIの通販サイト「Wowma!」のグルメ品カタログギフトがもらえる。
保有年数や保有株式によって金額が異なります。(保有株式は3/31時点が基準 )

参照:https://www.kddi.com/corporate/ir/individual/stockholder/?bid=co-ir-ival-yutai
まとめ
業績 堅調
安全性 問題なし
割高感 割高ではない
配当利回り 高め
安定した高配当銘柄かと思うので、ネオモバで少しずつ購入していきたいです。