Book Review

【書評】「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」株初心者が読んでみた

この本の著者の渡部清二さんは、20年以上会社四季報を読み続けているという会社四季報のスペシャリスト。

しかも小説のように全ページ細かく読むということなのでびっくりです。

今まで80冊以上も会社四季報を読んでいるとのこと。

そんな達人がわかりやすく株を買う際のポイントを教えてくれる本です。

株の本って結構難しいかな・・と思いましたが、全くの初心者の私でも理解できたので、特に初心者の方におすすめです。

ちなみに、この本は私がいつも参考にさせてもらっている株の買い時さんがYouTubeでおすすめとお話されていたので、読んでみました!

10倍株を探すpoint

この本では、今後株価が10倍になる可能性がある株を探すpointとして4つ上げられています。
簡単にまとめていきます。

point① 「増収率」が高い

まず、売上の伸び(増収率)が急成長しているということ。


これは四季報には書いていないので、自分で計算する必要があります。

増収率=(今期売上予測➗前期売上高✖️100)ー100

➡︎増収率が20%以上が急成長の目安


一つ一つ計算するとたいへんなので、
売上が4年で2倍になっているかをチェックすれば、パッと見たかんじでわかります。

利益をだすためには、もちろん売上をあげていく必要があります。
そして売上を伸ばす方法は3つあると・・。これらに当てはまるかも確認したいpointです。

  1. 業界内でのシェアを拡大する
  2. 今すでに存在するマーケットを新しいマーケットで置き換える(イノベーション)
  3. 飽和したマーケットを飛び出し、新天地を求める(グローバル化など)

point②「営業利益率」が高い

続いて、本業で稼ぐ力を表す「営業利益率」が高いこと。

こちらも自分で計算する必要があります。

営業利益率=営業利益➗売上高×100

➡︎営業利益率10%以上が優良企業の目安

point③ オーナー企業であること

そして、オーナー企業であること。

創業者もしくは創業家出身の経営者が株主1位の筆頭株主かどうか。

これは、事業が起動に乗っているときにトップダウンで迅速に決定ができる利点があるためです。

以下の場合は、なるべく投資は控える

  • 株を売ることを前提とした投資ファンドが筆頭株主の場合
  • どのような人物が筆頭株主なのかわからない場合
  • オーナー一族が上位に並んでいる場合(相続対策で上場している可能性がある)

point④ 上場5年以内であること

最後に、上場5年以内であること。

何年も前から上場している成熟した企業よりも、上場5年以内の若い企業の方が10倍株の候補になる可能性が高い。

成長株の条件

10倍株を探す4つのpointをまとめました。
その他にも成長株の条件として、以下が紹介されておりcheckしたい項目です。

  • 配当を出している
  • 積極的に投資をしている
  • 海外展開をしている
  • 増資と株式分割を行なっている
  • 経営陣が二人三脚
  • PSR、PER、PBRが共に高い
    (PERが高いことは期待値が高いという視点もある)
    
  • 株式分割は、株価上昇の目安になる
  • 自己資本比率 50%±20%が妥当

チャートを見るときのpoint

チャートの見方についても解説されています。
色々と分析の仕方はあると思いますが、ざっくり確認する事項としては以下の内容です。

  • 直近のローソク足は白(陽線)が多いか黒(陰線)が多いか
  • 移動平均線は上向きか、下向きか
  • ローソク足は移動平均線の上にあるか、下にあるか

  • 白の陽線が多い
  • 移動平均線は上向き
  • ローソク足が移動平均線の上にある

➡︎株価は上昇トレンド
➡︎特に白の陽線が連続して出現する場合はかなり強い上昇トレンド

まとめ

どんなところを見て株を選べば良いかということが、わかりやすく解説してある本でした。

ちょうど株や投資について勉強を始めたところだったので、参考になりました。

この本の内容をもとに、色んな企業の株を調べてみようと思っています!