こんにちは。meiです。
決算発表シーズンということで、4月決算発表の気になる企業の業績をざっとまとめてみたいと思います。
前回の前編に続き、今回は後編です〜!
【レーザーテック】増収増益◎
事業内容
液晶・半導体検査装置が主力。マスクブランクス検査装置でシェアを独占している。
6月決算なので、3Q(2019年7月~2020年3月)決算
➡︎増収増益!
売上高 256億円(119.2%)
営業利益 89億円(154.4%)
営業利益率 34.6%
概況
リモートワーク、eコマースやゲーミングの増加に対応したデータセンター向けの需要が拡大
メモリーメーカーの設備投資が回復
今後の見通し(2020年6月期通期)
売上高 :400億円(139%)
営業利益:140億円(176.3%)
配当 :16円増配予定
絶好調ですね・・・!ここまでの伸長率は中々ないのですごいです!
【NTTドコモ】減収減益✖️
事業内容
国内最大の通信会社。スマホ、タブレット等による通信事業が、売上げの約8割を占める。
2020年3月期決算
➡︎減収減益!
- 売上高 4兆6,513億円(96.1%)
- 営業利益 8,547億円(84.3%)
- 営業利益率 18.4%
- 配当 10円増配
概況
端末機器販売収入の減少、
モバイル通信サービス収入の減少によりマイナス
今後の見通し
コロナウィルスの影響で予想が困難なことから、2020年度の業績予想は非公表。
ただし、配当は2019年度と同様に120円を維持する予定。
【日本たばこ産業(JT)】増収減益△
事業内容
世界4位のタバコ販売会社。海外のたばこ販売の売上げが約6割を占める。
12月決算なので、1Q決算(1月〜3月)
➡︎増収減益!
- 売上高 5,196億円(102.8%)
- 営業利益 1,290億円(71.6%)
- 営業利益率 24.8%
概況
コロナウィルスの影響は限定的。海外のたばこ販売を中心に堅調。
2019年度に発⽣した医薬の⼀時⾦収⼊の剥落により、減益。
今後の見通し(2020年12月期 通期)
売上 :100.2%
営業利益:93.8%
配当 :横ばいの予定
業績予想は現時点では、据え置き
配当利回り7.77%の高配当銘柄ですが、
配当性向が80%近いので、今後も決算内容は要注意です!
【日本航空(JAL)減収減益✖️】
事業内容
航空会社。売上高はANAに次ぐ2位。
2020年3月期決算
➡︎減収減益!
- 売上高 1兆4,112億円 (94.9%)
- 営業利益 1,006億円(58.1%)
- 営業利益率 7.1%
- 配当 55円減配
概況
コロナウイルス感染拡大の影響により、2月・3月に国際線・国内線共に需要が急速に減少
特に国際線の収入減少が大きい。
今後の見通し
コロナウィルスの影響で予想が困難なことから、2020年度の業績予想は非公表。
さいごに
4月決算の気になる企業の業績を大まかに分析してみました!
コロナの影響もあり、やはり厳しいところも多いですね。
5月もぞくぞくと発表されるので、注目していきたいですー!